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兵庫県川西市向陽台にある学習塾グルントラーゲです。

昨年、特撮ファンを驚愕させたスーパー戦隊終了のニュース。その戦隊の後継として生まれた、赤いヒーローの新シリーズ「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」が本日、ついにはじまりましたね。シリーズ第1作が、『宇宙刑事ギャバン』の精神を受け継いだ新作であることには驚きましたが、1980年代の「未来予想」だったAI・宇宙開発などを、現代の状況に即して再構築するというコンセプトのようです。テレビ朝日のホームページには以下のように書かれています。

その革新性は受け継ぎつつも、2026年の『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』は、まったく別モノ! 最新の映像表現と演出手法により、ゼロから構築したまったく新しい「ギャバン」なのです。

では、なぜ“赤いギャバン”なのか? 赤のヒーローをブランドの顔に据える意味は一体何なのか? 巷では、戦隊レッドとの連続性などが指摘されていますが、たしかに、今回の新シリーズ、PROJECT R.E.D.と銘打たれています。てっきり、このREDは多単に「赤」を意味するものと思い込んでいたのですが、よくよくみると、RとEとDの文字の右下にピリオドが…。主に文の終わりに使われるピリオドですが、単語の省略を意味することもあります。実は、このR.E.D."Records of Extraordinary Dimensions”という英語タイトルの省略でもあるんですね。

"extraordinary”は中学生にはなかなか難しい単語ですが、形容詞としての"extra"は、「追加の」「余分の」「臨時の」という意味です。よく、映画やドラマ、CMなどで俳優が演技をしている後ろに映る、ストーリー上重要性の低い出演者のことを「エキストラさん」といいますね。その"extra"が接頭語として"ordinary”(普通の、通常の)という単語と合体して、"extraordinary”は「異常な、途方もない、桁外れの、並外れた」という意味になります。

"dimension”は、〔物の〕大きさ、面積という意味もありますが、「次元」と訳されますね。ただし、この「次元」という言葉自体が難しい概念なのですが…。

ということで、公式には、このPROJECT R.E.D.、「超次元英雄譚」と訳されるようです。これまた、子供心をくすぐる壮大な言葉ですが、ここでいう「英雄譚」とは英雄の物語という意味ですね。「譚」はふだん聞き慣れない難しい漢字ですが、「昔話や伝承、神話など、ストーリー性のある話」を指します。訓読みは「はなし」「ものがたり」「かたる」です。なぜ、超次元かといえば、作品ごとに異なる世界観を持ちながら、次元を超えてクロスオーバーしていく“多元世界”が構想されているからのようです。

「必ず“赤いヒーロー”が中心に立つ」「複数作品がクロスオーバーする大きなプロジェクト」ということで、スーパー戦隊シリーズ50年の歴史にいったん一区切りをつけ、「第3のIP」を育てるという制作者側の意気込みを感じます。子ども向け特撮だけではなく、大人のファンも意識した“現代向けヒーロー”を作ろうとしているようです。長寿シリーズの終わりと新ブランド立ち上げという今回の“制度転換”。はたしてどういう歴史をつくっていくのでしょうか。

学習塾グルントラーゲでは、皆さんの大好きなゲーム、特撮、漫画、アニメなどから英単語や日本語の難しい言葉にも興味をもってもらえるよう、とにかく知的に面白い授業を心がけています。一度、体験授業をのぞいてみてください。

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